衣・食・住|暮らしによりそう生活雑貨店


今日の仕事納めは京都。
半年に一度お伺いする『MITTAN』三谷さんのアトリエでの展示会へ行ってきました。
京都市内の北部、開業当時からお付合いのあるメーカーさんや作家さんが点在しているエリアで、この辺りにくると何となくワクワクします。「何かいいものないかな」「いい出会いがないかな」そんなワクワクです。
そしてMITTANではいつもこのワクワクが刺激されます。



私たちは「暮らしの道具」の一部として衣類を取扱いさせて頂いているので、基本的に流行や「今年のデザイン」というアパレル独特の流れとは別の動きをしているのですが、一般的にアパレル業界では、春夏(SS)・秋冬(AW)の年に2回1年後に販売する商品のバイヤー向け展示会をして、注文をするという仕組みになっています。

前述の通り、私たちは流行に左右されない定番をメインにしているのと、そもそも1年後のイメージがつかない。。。そんな事でこういう展示会には基本行かないんですが、ここだけは毎回真面目に行ってます。



理由は2つ。1つはワクワクを求めて。MITTANのコンセプトが年々はっきりと形になり可視化されていく様子が見ていてとても気持ちいい。素材や染めや静かな普遍的なものの中に、毎回すごい進化があるんです。密度の濃い仕事をされている。そこにすごく刺激を受けます。
もう一つはここで注文しておかないと、来年の売場に商品が並ばないからです。
いつでも買えるということはメーカーさん側が在庫を持っている状態ですが、MITTANでは極力余剰在庫は作られない。素材も仕事も無駄にしないというスタイルです。
(私たちがお付き合いしているMITTAN以外のメーカーさんも同様に基本余剰在庫を作られません。だからどれだけ人気商品であってもいつでもないんです。)



社内的には2年前からけんちゃんも一緒に展示会に行くようにして、男性目線のサイズ感や着まわしにも重きを置いています。
MITTANというフィルターで作られる衣類をRepos de midiというフィルター、けんちゃんというフィルターで、さらに木目が細かくなる店内に並ぶMITTANの世界。
そんな背景も想像しながら、いろんな角度で楽しんでみてくださいね。